ワクワクさん「そう言わないでゴスロリ！絶対楽しいから！」

ゴスロリ「楽しいわけないでしょ！！ひとりでやってなさいよ！」

ワクワクさん「ふん！じゃあいいですよいいですよ！ボクだけで作って遊んじゃいますからね！」

ゴスロリ「勝手にすれば！！」ｽﾀｽﾀ

ワクワクさん「よし！まずは紙をこうして折って…」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

ぺったんぺったん

ワクワクさん「よしっ！できたー！！飛ばすぞー！！」

ワクワクさん「それー！！！」

ﾋﾟｭｩｰｨ

ワクワクさん「わあー！！飛んだ飛んだ！！楽しいなあ！」

ワクワクさん「よしっ！もう一回だ！！！」

ﾋﾟｭｩｰｨ

ワクワクさん「わぁーい！！」

ゴスロリ「…」ｳｽﾞｳｽﾞﾁﾗﾁﾗ

ゴスロリかわええｗ

メチャクチャかわいい

ゴスロリというかツンデレというか

理解するのに時間がかかった

ゴスロリ「…」ｷﾆﾅﾙｷﾆﾅﾙﾁﾗﾁﾗﾁﾗﾁﾗ

ワクワクさん「ねえゴスロリ。もしよかったら一緒に遊ばない？」

ゴスロリ「！」ﾊﾟｱｯ

ゴスロリ「紙飛行機で遊ぶなんて子供みたいじゃない」ﾌﾝｯ

ゴスロリ「でっでも…どうしてもっていうなら遊んであげないことも…」

ゴスロリ「あ、あんたひとりで遊んでるの見ててもこっちが悲しくなるし？あ、遊んであげてもいいわよ！？」

ワクワクさん「よし！じゃあ一緒に遊んでよ！」ｲｹﾒﾝｽﾏｲﾙｯ

ゴスロリ「う、うんっ…////」

かわいい

さすがはワクワクさん

ワクワクさん手練

いいゾ～これ

ワクワクさん「はい、ゴスロリの分だよ」ｶﾐﾋｺｳｷｯ

ゴスロリ「あんたにしては気が利くじゃない…」

ゴスロリ「あ、ありがとっ…////」

ワクワクさん「さあ、飛ばそうか？」

ゴスロリ「こ、こう？」

ﾌﾞﾝｯ ﾍﾟｼｮｯ

ゴスロリ「とばない…」ｳﾙｳﾙ

ワクワクさん「ゴスロリ、ここを持って手首を使って飛ばしてごらん？」

ゴスロリ「ここ…？」ｶﾐﾋｺｳｷﾎｰﾙﾄﾞ

ワクワクさん「そうそう！飛ばしてごらん？」

ゴスロリ「そ、それっ！」

ﾋﾟｭｩｰｨ

ゴスロリ「わぁっ…！すごい飛んだっ…！」

ワクワクさん「わあ！ゴスロリ凄いや！」

ゴスロリ「ま、まぁこのぐらいはね！！」ﾌﾝ

ゴロリは死んだ…もう居ないッ…！

ゴスロリっていうかツンデレじゃん

ゴスロリってファッションだから・・・

ワクワクさん聖人すぎるだろ

ゴスロリ「ねえ…これって紙で出来てるのよね？」

ワクワクさん「そうだよ！」

ゴスロリ「これ…わたしにも…わたしでも…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

ワクワクさん「…あ！飛ばしてたら紙飛行機がなくなっちゃったね！作るの手伝ってくれないかな？」

ゴスロリ「い、いいわよ！飛ばしちゃった責任がわたしにもあるし？手伝ってあげる！」

ワクワクさん「よーし！じゃあ紙飛行機を作ろう！！」

ゴスロリ「お…おー！！」

たまに思ってたけどワクワクさんって猟奇的だよな

ゴロリがコロリしても世界は変わらないんだよなあ…

ワクワクさんがイケメン過ぎた

ワクワクさん流れ作るのうますぎwww

ワクワクさんてよく気がつくイケメンだったんだな

ワクワクさん「はいゴスロリの分の紙だよ！」

ゴスロリ「…ありがと」

ワクワクさん「まずは！紙を半分に折ります！」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

ゴスロリ「はんぶん…はんぶん…」ﾍﾟﾀｯｸｼｬｯ!!!!

ゴスロリ「ぐしゃってなった…」ｳﾙｳﾙ

ワクワクさん「紙は沢山あるから大丈夫だよ！はい代わりの紙！」ｻｼﾀﾞｼｯ

ゴスロリ「次は失敗しないから！」

ワクワクさん「よしよし！じゃあ半分に折ってね ！」

ゴスロリ「…」ｼﾝｹﾝﾆﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

ワクワクさん「よし次はこう折ってね！」ﾐﾎﾝｯ

ゴスロリ「あっ…えっと…こうかな？」ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

ワクワクさん「わあ！ゴスロリ上手いね！」

ゴスロリ「えへへ…そうかな…////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

これは視聴率取れるわ

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　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｰ-､
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　　　ヽ　 　 /彡　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾﾐヽ　l
　　　　＼ ./ｨ彡　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾﾐヽi
　　　　　 ｀i彡彡　　　　　　　　　　　　　 ＿　　　ミﾐﾐi
　　　　　　i彡;;:'　,ｨ彡三ミ､ﾆ::'　　 ヾﾆ彡三ﾐ､.　 ミﾐﾐi
　　　　 　 ヾ〃.,〃 　 _,...,,_ヾ､　　 .〃 _,..,_　　ヾ､ ヾミi
　　　　　,-､=ﾆ; i. ﾆ,r'で¨)ヾ,ヾﾆﾆｼ ,ｨで')ﾞゞ､__. i;ニ='_
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　　　　　',.',( l　 ヾ､　　　　 〃　 　 ヾ､　　　　 〃　lﾉ＾i l
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ワクワクさん「…っと！はい！これで完成だよ！」

ゴスロリ「えっとえっと…あっ！できたー！！」

ワクワクさん「おっ！ゴスロリの紙飛行機は良くできてるね！」

ゴスロリ「ま、まあね！当たり前よ！」ﾌﾝｽ

ゴスロリ「…」ｿﾜｿﾜ

ワクワクさん「…よーし！！あっちに紙飛行機飛ばしゲームのコースがあるから飛ばしに行こう！」

ゴスロリ「うん！！！」ﾋﾟｭｰ

ワクワクさん「待ってよゴスロリー！」ﾋﾟｭｰ

全くもどかしさがない
流石だわ

ぺったんテープがない
不合格

ワクワクさん「と、いうことでこちら！紙飛行機飛ばしゲームー！」

ゴスロリ「それってなんなの？」

ワクワクさん「この線から紙飛行機を飛ばして…あそこの輪っかに紙飛行機を入れられたら勝ちだよ！」

ゴスロリ「わかったー！」

ワクワクさん「よしじゃあまずはボクから…」ｶﾙｸﾅｹﾞｰ

ﾋｮﾛﾛﾛ…

ワクワクさん「あーっ！！全然手前で落ちちゃった！！」

ゴスロリ「次はわたしね！それっ！」

ﾋﾟｭｩｰｨ

ゴスロリ「あっ…！輪っかに通せた！」ﾊﾟｱｯ

ワクワクさん「うわあ！ゴスロリ上手い！でも負けてぐやじい～」ｳｿﾅｷ

ゴスロリ「な、泣かないでよ！負けたからって！」ｵﾛｵﾛｳﾙｳﾙ

ワクワクさん「だ、大丈夫だから！ありがとねゴスロリ！」ｱｾｱｾ

ワクワクさん「よおし！もう一回やろう！今度は負けないぞ！！」

ゴスロリ「またわたしが勝つもん！！」

…………

久保田「」

久保田「」

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘｯ

久保田「はっ！？」

久保田「今の…夢か…」

久保田「久しぶりにつくってあそぼの夢を見たのに…」

久保田「ゴロリが出てこないでゴスロリの女の子だった…」

久保田「俺はっ…！俺はゴロリだけが相棒だったはずなのにっ…！ｸｿｯ」ｷﾞﾘﾘ

あっ

（それでいいんだよ、ワクワクさん）

久保田「！？その声…！ゴロリかい！？」

（人は忘れることで前に進めるんだよ。いつまでもボクに捕らわれててもいいことないよ）

久保田「ゴロリ…」

久保田「それでもボクは…忘れちゃいけないこともあると思うんだ」

久保田「そうでしょ！？ゴロリ！！！」

（それはそうかもしれないね）

久保田「だったら…！ボクは最低だ！」

久保田「忘れちゃいけないゴロリを忘れて…最低だ！」

（…ねえ、ワクワクさん…？）

かっこいい

なんと

（ワクワクさんは、夢の中でも工作の楽しさを伝えようと頑張ってたよね？）

久保田「！」

（もちろん、忘れちゃいけないことはあるよ）

（でもそれはボクのことじゃない）

（ボクと伝え続けてきた…工作の楽しさなんじゃないかなぁ）

久保田「…」

（夢の中ですら工作するなんて、さすがワクワクさんだね）

（ワクワクさん…ボクがいなくなっても…その気持ち忘れないでね…）

久保田「ゴロリ…！ゴロリ！！」

（じゃあまたいつか会おうね。ワクワクさんがおじいさんになったら…）

久保田「ゴロリ！！待ってよ！！！」

（それじゃあこの次も…つくって？）

久保田「…ワグワグゥ…！」ﾅﾐﾀﾞﾀﾞﾊﾞｰ

泣いた

ｻﾗﾀﾞﾊﾞｰ

ゴロリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！

そうだ。ボクにはまだやることがある。

工作の楽しさを子供達に知らせないと。

ゴロリに会うのは…それからでも遅くないさ。

…………

司会「では！ワクワクさんによる工作教室のはじまりです！！」

ワクワクさん「よーしじゃあ！今日は紙飛行機を作るよ！！」

子供達「わーい！！！！」



きっとゴロリも…見守っててくれるから。






つくってあそぼ 終わり

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

ご愛読ありがとうございました
ノージーは嫌いなので早く打ち切って欲しいと思います
では

ゴスロリとはなんだったのか

ワロタけど泣いた

のっぽさんとゴン太派の俺も評価する

なんで唐突に泣かせに来んの？

いつのまにか感動大作になってた

乙